【大橋盛り上げプロジェクトをコツコツ進行中☆】
※航空写真写真はグーグルアースより
まちづくりという究極のブランディングに挑戦!
この春からビジネスパートナーのご好意で、
大橋にオフィスを間借りをさせていただいている久野洋イチです。
普段の仕事では、
クライアント様が提供なさってある商品やサービスをチラシやホームページ、
コピーライティングの部分で集客アップや売上アップにつなげるためには、
ナニをどのように表現したりお伝えするのがクライアント様のお客様である一般のユーザ様にとって、
「コレが私のための商品だ!」
「◎◎については××を使おう!」
とお客様の頭の中で認識させられるかということ、いわゆる
ブランディング
のことを意識してアイデアを考え、制作活動を行なっております。
そんな私ですが福岡に8年ほど前戻ってきた時に南区の平和に住んでおりましたが、
区役所に行くくらいで大橋には全く馴染みがありませんでした。
馴染んで知ったのが、
大橋駅の周辺には高校、専門学校、短大、大学が10校近くもある!
ってこと。
でも全く学生街的雰囲気がない…
その要因を考えたら、
以前から大橋駅には急行が止まっていたことに加え昨年の8月からは特急が止まるようになり、
天神に出るのが簡単なので大橋にとどまらないのだろうと。
もう一つ大橋に馴染んで知ったこと。
『たのしか大橋』
というイベントが西口駅前のロータリー広場を活用して毎月1回開催されていること。
全く知らんかったし……
西口駅前には並木が整備され幅の広い歩道もある目抜き通りがあるので、
①
大橋駅西口の目抜き通りを活用して歩行者天国のイベントをして、
わざわざ来てみたくなる街に大橋をしたい!
②
街にもっと人が滞留し、人と人、人と地域、学生と社会人、
日本人と外国人の方々が交流するハブとなるコワーキング&コミュニティスペースを作りたい!!
と思うようになり、
ひとまず大橋のことをよく知る方や地域に開かれたコミュニティを運営なさってある方々のところに取材に行ってまいりました。
大橋の街を盛り上げるために
今の自分にまずできることは、
そこを利用する人を知るところから
商品やサービスの特徴を知るには、
①
自分で使ってみること
②
その商品やサービスを使っている人に聞いてみること
ということがあると思うのですがドラッカー教授曰く、
非顧客に聞け!
というのも非常に重要だとおっしゃってあり、
ナゼその方々が使っていないのかを知ることで、
その使わない理由をなくせば使ってくださる確率が高まるということで、
③
その商品やサービスを使ってない人にその理由を聞く
ということはまたの機会にして、
ひとまず大橋で事業を営んである方々に、
大橋がどのような街か、どんな方がお住まいか、どんなお客様がいらっしゃるのかなどをお聞かせいただきました。
まずは大橋駅西口で今年の7月から、
『いずれ観光名所となるようなカフェにしたい』
という思いで
【TANTAN LAB】
というカフェを営んである手島健太郎さんに突撃取材をさせていただきました。
そもそもなぜ突撃取材をしようと思ったのかというと、
上記の写真にも記載されてあるように
「進化と変化『やってみたいを形に』日によって営業内容が変わるお店です」
と書いてあるところに非常に興味を持ち、
大橋で何かをしたい人を応援しよう!
そうすることで大橋を盛り上げていこう!!
という思いを持ってある方が運営なさってあるカフェではないかと思い、
お店を訪れることにしました。
手島さんはご自身でイラストを描かれるというアーティストの一面も持ってあり、
ご自身の作品が店舗のいたるところに素敵なオブジェとして飾ってありました。
ご自身が創作活動をなさるということもあって、
他の作家さんの作品を店舗で委託販売をしたり、
TANTAN LABを活用してその方のワークショップなども行いたいというご意向も持ってありました。
そして私がこちらを訪れた
大橋で何かをしたい人を応援しよう!
そうすることで大橋を盛り上げていこう!!
という仮説が間違いないと感じたことは、
「大橋には観光をするところがないので、他がやらないようなことをする変なお店として観光スポットになるようにしたい!」
とおっしゃったことで、
「ここにも『わざわざ大橋に訪れたい!』と思わせる仕掛けを考えてある方がいらっしゃる!!」
と確信することができたのです。
お話をお伺いさせていただく中で、
「西口の目抜き通りを歩行者天国にしてイベントをすることで、大橋を盛り上げることができると思っているんです!」
といったことをお伝えしたところ、
実は昔『まつりおおはし』というお祭りが、
まさに目抜き通りを歩行者天国にしてお祭りが行われていたそうなんです!!
現在大橋駅の西口広場を活用して『たのしか大橋』というイベントが月に1回行われているのですが、
その主要運営メンバーの方が、
実は『まつりおおはし』を復活させたいというご意向をお持ちだということお聞かせいただけたり、
実は共通の繋がりのあるデザイナーの方が、
大橋を盛り上げるために大橋のことを発信するサイトを立ち上げてあるといったこともお聞かせいただけ、
大橋を盛り上げたいと思われる方が他にもたくさんいらっしゃり、
その中でもキーマンと思えるような方のお名前を教えていただけたのが非常に大きな収穫でした。
11時30分くらいにお店にお邪魔をさせていただいたのですが気づけば時計は13時30分!
アッという間の2時間で非常に勉強になり楽しい時間を過ごすことができました。
建物の再生に【ジェントリフィケーション】を
取り入れ成功した冷泉荘
そしてこの日は夕方から中洲の川端商店街のすぐそばにある
を訪問させていただいて名物管理人の杉山紘一郎さん(通称サンダーさん)に、
多くの方々に活用される施設にはどのようにしてなっていったのか、
といったことなどについてお聞かせいただきました。
冷泉荘は築60年のビルとしては非常に古い建物で、
以前はマフィア的な人や風俗店の事務所などとしても活用され、
家賃の滞納など当たり前のように起こっており廃墟同然のような建物だったそうで、
建て替えなども考えられたそうですがその費用を捻出するのにも何億という大金が必要となるため、
様々な工夫をなさって建て直しをすることなくこの建物の運営の「建て直し」をなさり、
今や全国からリノベーションの好事例として見学がひっきりなしに行われ、
【福岡市土地景観賞】
を獲得なさるまでになった建物なんです!
そんな冷泉荘は現在、
建物内にあるイベントスペースにおいて360日ほども何かしらのイベントが開催されるほどになっており、
街に開かれたコミュニティとしても機能をされてあるので、
私が開業を目指している大橋のコワーキング&コミュニティスペース
【Big Bridge Base】
の運営にメチャクチャ参考になるだろうと思い取材に伺わせていただきました。
かつては廃墟同然だった建物から、
今や全国からひっきりなしに見学者が訪れ入居希望者も後を絶たない状態となっている冷泉荘ですが、
どのようにして今のようなポジションを築くことができたのかというと、
冷泉荘のオーナー企業である吉原建設さんが冷泉荘の管理・運営を直接行ってるからできたことだそうですが、
廃墟同然から建て直しを図る時に3年間という限定期間を設け、
かなり安価で各部屋をアーティストの方々に貸し出されたことが第一歩だったそうです。
これは
『ジェントリフィケーション』
という考え方で「現代美術用語辞典ver.2.0 - Artscape」によると、
都市において、比較的低所得者層の居住地域が再開発や文化的活動などによって活性化し、結果、地価が高騰すること。地域の経済活動の転換や停滞した地区の改善運動を契機として、それまで疲弊していた都心近接低開発・低所得地域(インナーシティ)に上流サラリーマンや若手芸術家など、都市の活性化を引き起こすキーパーソン(=ジェントリファイヤー)が移り住むことで、自然治癒的に地域環境が向上する。
ということで、
冷泉荘のオーナー企業である吉原建設の社長である吉原社長がこのことを知られて、
この概念を利用しようと決められ「定期借家契約」を新規の入居者の方と結ばれて、
月々の家賃は2・3万円と格安で貸し出すので必ず3年間は住んでいただき、
3年後には退去していただくという契約を結ばれたそうです。
そうして新規の入居者を集めることに成功したそうですが、
当初は入居される方の系統を建物を管理する側が編集する
『キュレーション』
式のやり方で運営をなさってあったそうなので、
「あそこは◎◎な人たちが集まっている」
「あそこでは◎◎なイベントが行われている」
といった建物のブランディングには大いに貢献したようですが、
「◎◎」というブランディングができてしまったがために、
その属性の方しかイベントスペースを活用されなくなり、
どちらかというと営業・告知をかけて使っていただいている状況だったそうです。
現在3代目となる冷泉荘管理人の杉山さんは使っていただく方を絞るキュレーション方式ではなく、
多くの方々に建物をご活用いただけるよう広く受け入れるプロデュース方式に方向転換をしたそうです。
そうしたことで以前から冷泉荘の存在を知っている方から「使ってみたい!」というお声が上がるようになり、
今や365日のうちの360日は何かしらのイベントが行われるようになったそうです!
イベントの内容は多種多様で、
ライブや演劇、創作作品の展示などの芸術・文化的な活動はもちろんのこと、
変わったところでは飼ってる鳥を放し飼いにするイベントも行われており、
家では外に逃げられてしまう可能性があるため自由に飛び回らせてあげたいという飼い主さんに好評のイベントなんだそうです。
ライブはアコースティックのみということと、
火を使う料理系のイベントは禁止されてあるそうですが、
それ以外は受け入れてあるということもあって多くの方々に活用される建物へと生まれ変わったそうです。
またご入居者の方々にも建物の見学ツアーを開催するので、
立て込んでなければその見学ツアーのために内見を受け入れてくださるようにご契約の際にお伝えされてあるそうで、
どんな人が冷泉荘にご入居されてあるのかを見学者の方が知ることができるというオープンなスタンスも、
冷泉荘が地域に開かれたコミュニティというポジションを確立されてある要因だと感じました。
この見学ツアーを受け入れられることはご入居されてある方々にとってもメリットがあり、
自ら行ってある事業を知っていただく機会を無料で得ることができるため、
見学ツアーに参加された方からお仕事の依頼を受けることもあるそうです。
上記のような様々なイベントが開催できたり見学ツアーを受け入れたりすることができることも、
冷泉荘を開かれた空間として様々な人々を受け入るという理念のもと、
管理人である杉山さんが常駐なさってあるからこそだと感じました。
冷泉荘には博多人形絵師の方がご入居なさってあり博多人形の絵付け体験なんかもできたり、
冷泉荘の屋上から川端商店街のアーケードを上から眺めたりもできるという普段はできない体験もできるので、
まちづくりやコミュニティづくりにご興味のある方は是非ともご見学されることをお勧めします!!
杉山さんもたっぷり2時間色々とお話をお聞かせいただきありがとうございました!
元IT企業に勤めてあった方が運営をされてある
大橋唯一のキックボクシングジム
『ANCHORAGE(アンカレッジ)』
翌日には以前からご縁のあった山川良太さんが運営なさってあるキックボクシングジム
『ANCHORAGE(アンカレッジ)』
にお伺いをさせていただき、
大橋の事情やお客様の傾向などについてお伺いをさせていただきました。
『ANCHORAGE(アンカレッジ)』は今年で5周年を迎えられるそうで、
それだけ根付かれてあるので私が及ぶワケもないほどに
『大橋の街を盛り上げたい!』
とオーナーの山川さんは思っていらっしゃり、
8月5日(日)に大橋西口駅前で行われた
【大橋サマーフェスティバル】
にて、『ANCHORAGE(アンカレッジ)』の会員さまとともに、
ちびっこ同士や会員さま同士のスパーリングや試合などを行い、
キックボクシングの楽しさをお伝えされて、
大橋サマーフェシティバルの盛り上げに一役買われたそうです。
また月に1回
『アンカレ・ダイニング』
というイベントを開催されてあり、
『ANCHORAGE(アンカレッジ)』の会員さまはもちろん、
そのお友達やお知り合いの方々など非会員の方でも参加できるイベントも開催なさってあり、
会員さま同士やそのお友達など様々な方が交流をなさってあるそうです。
今年の春に大橋にオフィスを借りようになった時にご挨拶にお伺いをして、
その時にも大橋のことをお伺いはしておったのですが、
私が駅周辺を回って気になったことを今回はお尋ねさせていただきました。
それは駅周辺の商業ビルの中に空きテナントが結構あるのはナゼなんだろうかということでした。
あるビルでは1フロア全部、あるビルでは1棟丸々空き状態となっており、
これは大家さんにとって家賃が入らないという損失であることはもちろん、
大橋の街にとってみても
「入居する魅力がない街」
というイメージがついてしまうこととなり大きな損失だと感じたのですが、
なぜ特急も止まる好条件の駅近物件に空きが出るのかと思って、
山川さんにその要因を教えていただいたのですが、
実は大橋は家賃が高いんだそうです。
天神の次の駅の薬院周辺と大橋の家賃はほとんど変わらないそうなので、
ということであれば中心部の物件を借りたくなるのが借り手の心情ですよね。
空きテナントが多いことに加えて、
大橋は遅くまでやっているファーストフード店やカフェなどの人が滞留する場所がないことも、
人気(ひとけ)を感じない要因だとおっしゃってありました。
ということで、
わざわざ大橋に来ていただいて街の良さや魅力を感じていただくために、
雰囲気がとっても良いキックボクシングジム『ANCHORAGE(アンカレッジ)』を活用して、
大橋の街を盛り上げるイベントを山川さんと画策しておりますが、
それはまた別の機会でお伝えをさせていただきます!
山川さんもタップリ2時間もお時間をいただいてお話をさせていただきありがとうございました!!
是非ともご一緒に大橋をガッツリ盛り上げましょう☆
人と人、人と地域、学生と社会人、日本人と外国人のご縁を取り持つ大きな架け橋となり、
遊ぶように学び、遊ぶように仕事をするための基地
となるコワーキング&コミュニティスペースを作る!
最後に、
以前から様々な価値観を持つ方が集って交流し、
そこで生まれたアイデアから世の中をもっとワクワクさせ、
より便利で快適にするヒト・コト・モノを生み出すコワーキング&コミュニティスペースを作りたいと思っておりました。
今までは手元に大きなお金がないから作ることができないと諦めておりましたが、
それは銀行から借り入れしたりクラウドファンディングを活用すれば、
作りたいという思いを現実化することへの大いなる障害となることは無い!
と今更ながらに気づき、
まずはそのようなスペースが求められているかどうかを調べることが大事かと思い、
繋がりのある学生さんにお尋ねしたところ「あれば使いたい」というご回答をいただくことができました。
しかも具体的にどれくらいの金額であれば払えるかということについてもお伺いしたのですが、
私が提供させていただきたいコワーキング&コミュニティスペースでは私が漫画が好きということで、
ビジネス本だけでなく漫画もたくさん置き、
フリードリンクコーナーを設置したり横になって寝ることができるようなスペースも作りたいと思っており、
そんな場所であれば一体いくらくらいで使いたいのかということをお伺いさせていただきました。
ヒアリングをさせていただいたのは大学生で、
1日マックスで1,200円くらいじゃないでしょうかというご回答だったのですが、
これは私の予想金額と同じであったこととヒアリングをさせていただいた学生の方は3名だったのですが、
みなさん活用してみたいとおっしゃっていただけたので学生さんの利用は間違いなくありそうだと感じられました。
しかしながら3名だけのご感想なので、
もう少し他の学生さんにもヒアリングを重ねていこうと思ったことと、
社会人の方々が大橋という場所でどれほどコワーキングスペースを求めているかということもヒアリングしなければならないなと感じました。
このロゴは仮のもので『Big Bridge Base』の名前の由来ですが、
場所が大橋ということで単純に直訳でBig Bridgeにして、
覚えやすく語感が良いものにしたいと思っておりました。
このコワーキング&コミュニティスペースをご利用してくださる方々にとって、
このスペースも大橋という街もご自身の商品やサービスを実証実験する研究所的な場所となれば良いと思い、
『Labo』をお尻につけようかと思ったのですが、
天神に私が以前活用させていただいたコワーキングスぺースでヨカラボというとても素敵な場所があるので、
そこを使わせていただけに真似したと思われてしまうかもと感じたことと、
他の業態でもLabやLaboという言葉が使われているの別物にしたいと色々と言葉を模索しておりました。
キャッチコピーである
アソビバ・マナビバ・シゴトノバ
はスグに思いついたのですが、
地域の人々を中心に集っていただく場所の名前としてふさわしく、
自分のイメージにしっくりくるものがナカナカ思い浮かばず、
このキャッチコピーに見合った遊ぶように学び、
遊ぶように仕事をする場所ってどんな所、
どんな人がいるだろうと思って色々と考えていると思い浮かんだのが所ジョージさんでした。
テレビや雑誌などでは見えない部分でご苦労なさってあることも多々あったと思うのですが、
ご自身の好きな車やバイクをカスタムしたりフィギュアや雑貨を集めたりすることに熱中して、
好きなことをしていたらそれが仕事になっている方の典型だと私は感じているのですが、
その所さんの事務所兼遊び場が『世田谷ベース』と呼ばれており、
まさに遊ぶように仕事をなさってあるので私のキャッチコピーとピッタリだと感じたので、
Big Bridge Baseという名前をつけました。
人と人、人と地域、学生と社会人、日本人と外国人のご縁を取り持つ大きな架け橋となり、
遊ぶように学び、遊ぶように仕事をするための基地となって大橋の街を盛り上げていければと思っておりますが、
まずは街の清掃などの小さなことでも良いので大橋を盛り上げるためのナニかを行って、
大橋のために何かしている人間だと認識していただけるようなプロジェクトを立ち上げるので、
というか既に立ち上げているのでまた次の機会にお知らせさせていただきたいと思います!
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