「スープの濃さ」と「おっぱい」をキラーコンテンツに、競争激しいラーメン業界に挑んでいる中洲のラーメン店(妄想)
皆さん、ラーメンはお好きですか?
ワタクシの46年間の人生の中で唯一人だけ、
「あまり好きじゃない」
と言われた方がいらっしゃいましたが、
まぁ大体の方がカレー同様に『好き!』という、
国民的人気を誇る食べ物ではないでしょうか。
全国的に豚骨ラーメンが有名な福岡ですが、勤勉なワタクシが予備校生だった頃くらいまで、
福岡には豚骨以外のスープは無いのではないかというほどで、
ラーメンといえば豚骨スープのストレート麺というのが、
ワタクシにとってのラーメンという食べ物の正しいカタチでした。
そんな固定概念に囚われていたものですから、
東京でラーメンを頼んだ時の衝撃たるや、今でも鮮明に覚えているほど。
まず値段。
当時の福岡ではラーメン1杯250円で、替え玉が50円。
かたや東京のラーメンは、その当時で800円ほど。
「3杯食えるやんかっ!高っ!!」。
続いて麺。
前述の通り福岡のラーメンはお店で出てくる麺は、ストレート麺がスタンダード。
というか、当時私の知る限りではストレート麺しかなく、
インスタントラーメンでしかちぢれ麺を見たことがなかったため、
「なんなんこの店!インスタント麺で800円も金取るん??」。
というとんでもない勘違いをしておりました。
時は流れ、福岡でも豚骨以外のスープも幅を利かせ、
醤油や味噌はもちろん、魚介と豚骨のダブルスープや、
醤油・味噌・塩・豚骨に続く『第五のスープ』と話題になっている、
鶏白湯スープも見られるようになり、
地元福岡を始め、半年以上住み続けたことがある仙台・札幌・鹿児島・宮崎でも、
何を食べるか迷ったら、
とりあえずラーメンを選んでいたほど全国各地のラーメンを食べ歩き、
ラーメンをこよなく愛するワタクシにとっては、
福岡でもようやく様々なスープのラーメンが楽しめるようになって嬉しい限りなんです。
そんな福岡のラーメン事情ですが、やはり豚骨スープは絶大なる人気を誇っており、
スープの濃さをウリにしているお店がいくつもあります。
濃厚・極濃・鬼濃・激濃・劇濃・重濃などなど、
各店ともウリである「濃さ」を様々なコトバで表現中。
濃さがウリというのは伝わりますが豚骨スープの特性上、味がシンプルなので、
ビックリするほど今までと違った味というのは想像できず、
また実際今のところ出会っておらず、どこも選ぶ決め手に欠けていたのですが、
仕事を終えて通りがかった西日本一の歓楽街、中州にあるラーメン店の看板に、
『巨濃ラーメン』
スープは濃厚クリーミー☆
麺はシコシコ・ツルツル♬
おっぱいプルプル♡
と書いてあるお店があるではないですか!!
例えばこれが、
超
スーパー
ウルトラ
ダイナマイト
ミラクル
ベリー
濃厚スープ
というキャッチコピーであれば、
ラーメニスタを自称する私の心が動くことは絶対になかったでしょう。
しかしながら、
最後に「おっぱいプルプル」って、
『なんじゃぁあーこりゃぁあぁあぁああーっ!』と、
松田優作ばりに心の中で叫び、見つけてすぐに店内へ。
このラーメン店の巨濃は、もちろん「巨乳」にかけてあり、
某HOOTERS同様に、店長からスタッフに至るまで巨乳の女性。
そしてスープの濃さを示すのはカップ数で、
・Aカップ:ツルっと食べられる濃さ
・Bカップ:少し膨らみを感じる濃さ
・Cカップ:脂のボリュームを感じる濃さ
さらに進んで究極のカップ数
・Zカップ:脂に埋もれる感を味わえる濃さ(オススメしません)
といった感じ。
スープは豚骨ベースで、色はもちろん乳白色。
替え玉の呼び方は1玉ではなく「1パイ」。
このお店が人気であることの理由の一つは、
胸の谷間が強調されたユニフォームを店長はじめ、スタッフの方が着ていることですが、
最大の人気ポイントは麺を湯切りする時なんです。
茹で上がった麺を湯切りする際に巨乳店長が前屈みになり、
湯切りをするたびにおっぱいが、看板のコトバに偽りなくプルプル揺れる。
そのためこのお店はテーブル席よりもカウンター席が非常に人気が高く、
仕事が終わった17時以降から男性客がお店の前に鈴なりになるそう。
おっぱい目当てに多くの男性客がやってきておるようですが、
・スタッフ全員が女性
・女性専用席がある
・カフェのようなお店の雰囲気
・脂っぽくない女性向けスープもある
・サラダなどのサイドメニューにスイーツも充実
・バッグやコートなどが置ける場所がる
など、
女性目線での女性向けのキメ細やかなサービスも充実しており、女性にも大人気。
中洲という場所柄、夜の蝶たるキレイなお姉さま達も見受けられました。
競争激しいラーメン業界でスープの濃さだけではなく、
『巨濃』という文字の見た目と音の響きで、プラスαの価値を伝えている巨濃ラーメン。
ワタクシ今年で47歳となるのですが、
見事にガッチリと独身アラフィフ親父のハートを鷲掴みにし、
まんまと巨濃ラーメンのコピーライティングとマーケティング、サービスにしてやられ、
夜の蝶達に引き寄せられるよりも見た目で喜ばされ、
腹も満たされコスパも良い巨濃ラーメンに、
まんまと今日も足を向けるワタクシでした。
独身アラフィフの哀愁を背負いながら……。
と、色々書いてまいりましたが、実は全てワタクシ得意の妄想でして、
中洲には「巨濃ラーメン」なんてお店は存在しておりません!
東京には「ラーメンBAR」という、元グラドルの方が営んであるお店があり、
そのお店で提供されるラーメンが『おっぱいラーメン』と呼ばれているそうです。
(写真はRettyユーザーNatsuho Kobayashiさんのレポートより)
ただそちらのお店では、スープの濃さや替え玉の呼び名などのサービスは無いようですので、
ワタクシの妄想のようなサービスを提供するラーメン屋さんを、
中洲などに代表される繁華街で営んだら絶対に写真がシェアされまくり、
結構な話題となって無駄な価格競争をせずに、
安定経営を続けられると思っておるのですが、
出資者大募集中です☆
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